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お酒とか食べ物とか、あと山に登った日記を書くよ。

富山旅行に行ってきたぜ! ④ 2日目 室堂~弥陀ヶ原~美女平~称名滝~富山市内

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2日目朝!早朝に起きて温泉入ったら窓から見える絶景…っ!!快晴です。

2日目はこの記事のタイトル(↑)の通り巡っていきますぜ。

(1日目の日記はこちらから: 前半後半夕食

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快晴の空と朝日を浴びて山々が輝いてますね。

写真には収められませんでしたが、おばさまと雷鳥が宿の前で会話していました。素敵。

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朝食はバイキングです。普段朝食全然食べないのに旅の朝となるとガッツリ食べてしまうのですがこれはデブのもととなるのでしょうか…。

さて、腹も満たして出発!6:30朝食、7:30出発、8:00にバスなので旅の朝としてはかなりの早い活動開始。

まずは雪の大谷をバスで行くぜ!長く続く雪の壁を動画にしてみました。

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弥陀ヶ原のバス停で途中下車。

ここから立山カルデラ展望台にいけるということなのでそこまで散策。しかし、看板にそって進むにはいきなりの雪の壁、大丈夫かこれ。何とかよじ登るも雪ばかりでどちらに進んでいいのかもわからない感じでしたが、人の足跡があったのでそれをたどってなんとか進んでいきます。滑って転んでも死ななそうなところまで。

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視界が開けました。カルデラはどこだ…。もう少し上に上がってみようと思いましたが、急斜面過ぎて危険と判断しました。

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戻ってきて、駐車場の雪かきをした脇の土から芽吹き始めています。一斉に色々生え出していて「はるだはるだー」という声が聞こえそう。

つづいて弥陀ヶ原遊歩道コースを散策したいと思ったのですが…。

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辺り一面雪原だけでどこへ行っていいものやら…ロープも張られていて先に進めない…。ちょっと予期してましたがこれはどうしようもないですね…。

仕方ないので予定を変更して美女平に移動して杉の原生林を見に行くことにしました。花粉症のおくさまもぜひみたいといっているのでわたくしがむりやり花粉症の人を杉林に連れて行ったわけではありません。

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美女平駅横の美女杉。もうこの辺からすでに巨木。どのへんが美女杉なのかはよくわかりません。さて、美女平遊歩道コースに向かいます。

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猿だ。親子連れ。杉林に入ろうとする入り口に猿が 5、6 匹いました。食べ物を狙って猿が人を襲うなんていう話を聞いたことがあるのでちょっとビビリ気味。しかし猿の方から逃げて行きました。猿にこちらの居場所を知らせるためにモンキーマジックを歌いながら進みます。もんきーまーじっく♪

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こんなかんじの山道。まだシーズンではなく道が整備がされていないということで、途中に木が倒れていて道がふさがれたりしていますが、なんとかくぐって前に進みます。色んな鳥の鳴き声やキツツキがこんこんする音が聞こえてとても素敵。うぐいすも鳴いていたかな。

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不老樹という名前のタテヤマスギ。超デカくて10人ぐらいでようやく囲めるんじゃないかという大きさなのですが写真ではあんまり伝わらないですね…。タテヤマスギは立山固有の杉で雪とか寒さに強いらしいです。

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曲がりくねったタテヤマスギ。ここまで成長するための苦労が忍ばれます。

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杉とブナが絡み合っています。よく見るとこれ、杉の幹の途中からブナが生えてませんか?すごい。

とまあ杉だらけだったので写真としては似たようなものばかりで変わったもののみ厳選して掲載しました。

さて、次は立山ケーブルカー立山駅を目指します。

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もう立山黒部アルペンルートも残るところわずかとなって来ました。

立山駅についてお腹がすいたので腹ごしらえ。しかし、店が殆ど無い。やばい。2店舗ぐらいしかないんじゃなかろうか…。この日記を見た人は立山駅でご飯を食べようとしてはいけません。とはいえ、美女平にも何もないのでこの辺りでのお昼はなかなか厳しいものがありますね。

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ちゃんぽん麺。サービスエリアのラーメンを下回るレベル。

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飛騨牛コロッケ。特になんともない普通のコロッケ。

さて、お昼は失敗でしたが、気を取り直して称名滝に向かいます。

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バスで移動。運転手さんが地元のおじちゃんという感じですごい気さく。

称名滝は落差が日本一(350m)の滝だそうでこの辺りの川がとても急流なのがわかります。ダムが作りたくなる感じがわかります。またこの時期(5月)には雪解け水のために水量が増えるためか幻の滝と呼ばれるハンノキ滝が見られます。実はこちらのほうが落差がある(500m)そうです。

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どーん!高さが写真では表現しきれていないので音で補強してみた。左が称名滝

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もひとつどーん!ハンノキ滝をメインに。この写真を見るとわかるのですが滝壺にはまだ雪が沢山積もっていて、雪の下を通って川が現れています。

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こんなふうに雪の下を川が流れます。ヒビが入っているので上に乗ったらきっと死にます。

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滝の高さを強調するために図を撮影しました。どや!

写真ではうまく撮れなかったのですが、ここで見ることができるのは滝だけではなく、滝に行くまでの断崖絶壁の数々がとても素晴らしいです。おじいさまが運転手にお願いして途中で降ろしてもらいその崖を見に行くほど。往復で1時間ぐらいでいけるのでぜひ足を伸ばしてみてください。

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富山地方鉄道立山線でいよいよ立山に別れを告げます。立山の魅力にはかなりやられました。絶対にまた来るよ!!山登りとスキーをもっと上達して絶対あの斜面を滑ってやるのだと誓いました。

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移動にはつきもののビール、星の空。富山の麦と米とホップを使って作っているそうです。インパクトはありませんが落ち着いた香りと味がゆっくりとやってきて綺麗に消えるビールです。1缶目は物足りなさを感じましたが飲んでいるうちにこの美味しさがわかってきます。ちなみに写真としては2缶目の登場ですが、この旅行ではここまでに5、6缶は開いています。

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富山駅について富山地鉄のライトレールに乗り換え。路面電車です。道路と電車が同じ所走るってすごい。ものすごい綺麗な車両と、すっごい古い車両があるのが面白いです。

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「けんしん」の看板を見つけテンションが上がる一行。(謙信が好きすぎて反応してしまうのです)

ということで宿につきました。泊まったのは「剣の湯ドーミーイン富山」。天然温泉があるというのでここにしてみました。駅から徒歩10分ぐらいで温泉ついて朝食抜きでダブル一人4,000円以下。やっすーい!

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窓からの眺め、見えているのは立山連峰ではない、はず。

汗をかいているので早速温泉に入ります。お湯はやや黒の単純泉。半露天風呂というのがあるのですが、ホテルが通りに面しているというのもあってちょっと排気ガス臭かったですね。ここは残念。でも駅から徒歩10分の所でよくここまでやっているなあという感じです。ライバルが多いのでしょうか、タオルもシャンプーもいい物がおいてあってとても良い感じです。なにより、

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温泉を出た所にて300円で生ビールが飲めます。いやっほーーい!

流しが変な所にあったりして部屋の作りは笑えるのですが、また来た時にもここに泊まろうかなと思いました。変な位置の流しについてはじゃらんとかにいっぱい書かれているので検索してみてね。

チェックイン、風呂、ビール、が完了した所でめしだーー!


夕食編に続きます