東京大雪の翌日、小仏峠から高尾山
記録的な東京の大雪の翌日、高尾山へ登ってきました。高尾山は京王線でヒョイッといってヒョイッと登れる素敵な山ですが、この日はかなりの積雪。行くかどうかは迷っていたのですが、前日に多摩丘陵で雪を楽しんでテンション上がりっぱなし、前日に雪装備を仕入れて向かいました。雪の高尾山はかなり素敵、2日連続で雪を楽しんできました。
この日の行程。
高尾駅から小仏峠の登山口までバスで行き、小仏峠、景信山、城山、高尾山、という行程で行く予定だったのですが、大雪のためバスが運休。時間に大分余裕を持っていたので、ここは徒歩だ、と小仏峠のバス停まで歩いてから小仏峠を目指しました。小仏峠のバス停までは大体1時間ぐらい。景信山はパスして城山、高尾山へ。
雪の高尾駅。前日の大雪から超晴天!登山へ向かう人がバス停に結構並んでいましたが、運休と聞いて皆駅に戻る中、我々は徒歩で行く決断。若さがある。
前日にモンベルで購入したチェーンスパイク。この子がサクッとつけれてサクッと外せる上にかなりしっかりと爪が効いて大変素晴らしいです。
道路を行きます。
車の屋根に積もった雪を見ると昨日の雪がすごかったことがわかります。
おくさまは前日にストックも購入。雪山にストックは重要だと思います。おれはストックがなくて結構辛かった。
高尾山に入っていく圏央道を下から。
道中、景信山の山小屋をやられている方に出会い、山の上の積雪は1m超えているのではないかと聞いてビビる。そして景信山の方が雪かきを山の下でしているということは山小屋はやっていないということ。きのこそばはなしか。
小仏バス停。これはバスはこれないですね…。バス停の手前までは民家もあり皆雪かきをしていたりラッセル車が入って轍がしっかりできているので楽ちんでしたが、ここから先はだれも雪かきなどしていません。
おそらく我々のまえに2,3人ぐらい先行しているようで足あとがあります。しかしそれでもかなり足は雪に埋まります。この辺りからかなりスローペースに。
登山道の入り口。この日は少し体調が悪くかなりバテ気味。ここから本格的に山道となるのですが、一歩一歩なんとか進むという感じ。ストックのおくさまにかなり先行してもらいました。この日の天気で木に積もった雪がかなりの勢いで溶けて雨のように水が落ちてきたりするのでレインウェアは必須。
途中何人かとすれ違いましたが、皆バスの運行状況を聞いてきます。運休と伝えると皆げんなり。一方こちらは城山から小仏峠までの尾根はかなりのラッセルで来たと聞いてげんなり。ゴールできる自信をなくす。
なんとか辿り着いた小仏峠。
話に聞いていたのとは違ってかなりしっかりとしたトレースが出来てました。よかった!小仏峠の辺りではかなり人が通っていたので高尾山の人気のおかげでしょう。
木々の間から見えた富士山。高尾山から初めて富士山が見えた!
こんな急なところもチェーンスパイクのお陰で余裕。
相模湖と富士山。
この日の積雪具合。この積雪をラッセルしてきた人に感謝しますね。
城山からの眺め。晴天、雪、大変素晴らしい長めです。
城山の風景。結構人が来ていることがわかりますね。スキーにシールを付けて登ってきている人もいました。東京でスキーできるまたとないチャンス!とのことです。
あとは高尾山山頂を目指すのみ。
着いたぜ高尾山。こんなに雪が積もっているのにかなり人がいます。すごいな。そういえばここの少し手前のベンチで宴会している人もいました。
高尾山山頂!
山頂から都心の眺め。うっすらしか写っていませんが東京タワーも見えました。
薬王院。
薬王院からは階段。これチェーンスパイクを装備していたので全然問題ありませんでしたが、軽アイゼンも何も装備していない人が結構いてみんなつるつる滑っていました。この辺りからは頑張って雪かきをされている方もいて雪のあるところとないところ色々あり、その度にチェーンスパイクをつけたり外したりしながら進みます。付け外しがすごい楽ちんなの大変素晴らしいです。
雪の東京もいいですね。
小仏峠まではとても大変でしたがその後は特に大変なこともなく無事に下山。おつかれさま!
高尾の帰りはふろっぴィ。
下山からの風呂あがりビールは何故にこんなにうまいのか。
つまみのたこ焼きになります。
帰宅後の花咲ガニ。山となんの関係もないです。
ということで大雪後の高尾山を楽しんできました。トレースもなんにもないと超大変ということがわかりました。雪山は険しいですね。今度は体調が万全なときにチャレンジしたいところです。しかし身近の山でこんなに雪山感を味わえるとは大変ステキな体験でした。また東京で雪が降ったら高尾山に登らなくてはならない!