富山旅行に行ってきたぜ!⑥ 3日目 富山からちょと離れて白川郷、立山のささら屋でしろえびせんべい祭
今日はレンタカーで富山を離れておとなりの岐阜県にある白川郷へ行きます。前から行ってみたかったしせっかく近くまで来たなら行かねばならない!
(前日までの日記: 1日目、2日目)
まずは、ドーミーイン富山の朝ごはんから。
氷見うどん、ホタルイカ、鱒寿司、かまぼこなど富山名物があって楽しい感じ。カラフルなかまぼこは富山名物のようです。味は…普通かな。
腹を満たしていざ出発。レンタカーは駅レンタカーで借りて5,000円ぐらい。マーチ。駅前からまっすぐ進めば富山ICで、そこから北陸自動車道、東海北陸自動車道と取り次いで大体1時間ぐらい。近い。しかし、東海北陸自動車道は片側1車線なのでトラックに挟まれないよう注意が必要だ!つまりおれは挟まれてとても嫌な感じになった。
ついたーーー!合掌造り!
合掌造りの作りかっこいい。
住むところも合掌造りだけど蔵も合掌造り。
合掌造りスゲーとか言って歩いていたら、ハッと、車に鍵を掛けていないと気づいて猛ダッシュ。本当に鍵かかってなかった、あぶねー。
ダッシュして暑いのでアイスを食べる。確か酒(ノンアルコール)と何かにゴマをサービスしてもらったんだと思う。なんか土地のモノ的な、忘れた。
ここから階段を登って荻町城跡にある城山天守閣展望台を目指します。
展望台から。こうして見ると合掌造りばかりではないのがわかる。
和田家。稲を植える前の田んぼに映る合掌造りが素敵。
稲を積んで保存するための小屋ですかね。屋根を作るためにこうして取っておくんですね。
せっかくなので和田家の中に侵入してみます(有料)。
1階。普通の広間。
2階、つまり屋根の中に行くための階段。
中2階、樽とかがたくさんおいてありました。あと古そうな家具がいっぱい使われずにおいてあった1つぐらいくれないだろうか(くれるわけない)。
2階、屋根の中。木と木を縄で縛ってあります。釘とか使わないでこうして留めるらしい。すごい。
養蚕の道具。この屋根の広間では蚕を飼っていたそうです。今でも時期になれば育てるらしい。
こうやって育てるんですね。蚕マンションだ。
窓から。ちょうど田植えをしているのが見えます。この日は夏日でとても暑かったのですが、風がものすごい通るので超気持ちいい。そしてこの眺め。ここでずっと寝っ転がっていたい。
これは更に登って屋根の中央。このフロアには上がれないけれどもちょっとだけ覗けます。
そしてつまれている藁達。適当にドサッと置いてあるだけではなくて、複雑な積み方がされているそうです。1階に合掌造りの作り方の本(絶版)がおいてあるので、それを見ることをおすすめします。合掌造りの作り方がプラモデルの説明書みたいな感じの図で詳細に解説されていてとても感動しました。
合掌造りの建物内部を堪能したのでお昼、めしだめしだーー!今日は合掌造りでお蕎麦をいただこうということで「いろり」に行くことにしました。他にも評判のよさそうなところがあったのですが、やはり合掌造りの中で食べたいということでここに決めました。ミーハーですから。
囲炉裏席!!中国からお越しの団体様がたくさんいてここしか空いてなかった。火が着いていてちょっとだけ暑いけど、とっても嬉しい席です。合掌造りといえば囲炉裏。
わたくしが頼んだ冷かけのとろろそば。とろろがすごいうまい。蕎麦については詳しくないのでそんなに語れないですが美味しかったですよ。
そして山菜!どちらが山菜そばの冷かけを頼むかおくさまと揉めたが、そこは旦那として譲り、おれは山菜を単品で頼んだ。上から時計回りに、タケノコ、(なんだっけ…?)、つくし、ワサビ、そして真ん中がじゃが芋。右にある奴が美味かったのだけど名前が思い出せない、良い苦味だった。真ん中のじゃが芋は甘辛く味付けがしてあってこういう食べ方は始めたかな、うまい。つくしの味は昔を思い出しますね、小学生の頃たくさん集めて佃煮とかにしてもらいました。土臭いといえばそんな感じだけど好きです。
せっかく岐阜に来たから食べなくてはいけないとういう使命感によって頼んだ飛騨牛串。牛。
こちらはおくさんが頼んだ山菜そば。これが山菜たっぷりでとてもおいしそうでした(指を加えてみている、ちょっともらったけどさ)。団体様とかはこの店がプッシュしているっぽい陶板焼きを食べているようでしたが、5月末という季節を考えてもこっちのほうが美味いだろうと思います。
ニジマス。なんか側溝に大量にいた。この姿見ると美味そうって思ってしまいます。おれだけじゃないよね?
合掌造りだけビュー!合掌造りだけが建っているわけではないので、合掌造りだけをフレームに収めようとしてもなかなかいい場所がないのですよ。
妙善寺の鐘楼門です。まさかの合掌造り。
もちろんお堂も合掌造り。しかもちゃんとお寺的屋根の形。おもしろい。
白川八幡神社。和銅年間に作られたとっても古くからある神社だそうです。10月にはどぶろく祭という素敵な名前のお祭りが執り行われるそうです。山に囲まれて素敵な感じ、だが…。
まずはしめ縄、ビニールです。雪対策なんでしょうかね…。しかたがないけどちょっと風情がないですよこれは。
そしてこの絵馬達。すごいな…。ひぐらしのなく頃に、の舞台らしい。聖地巡礼ってやつですか。
おくさんが買った飛騨牛乳。ここは酒屋さんなのですが、中にカウンターがあって日本酒が飲めるのですよ。しかしこの時はドライバーにつき断念。あ、そういえば、おくさまはたいそう運転したがっていたのに免許証を忘れるというおマヌケっぷり。なので飲んでいいよといったのに牛乳を飲んでました。わたくしは自分のおみやげとしてどぶろくを一つ買いました。そういえばまだ開けてない。
白川郷の脇を流れる川。あおい。
オオタザクラ。次の写真が解説。
かいつまむと、はじめは塩釜ザクラだと思っていたが権威に見てもらったところ花弁とメシベが多いということから新種だと確認され、現在では岐阜県天然記念物に指定されているそうです。
ということで白川郷を堪能しました。
次は富山に戻り「ささら屋立山本店」に向かいます。おくさまのメインイベントになります。
入り口。ちょうど工場祭をやっていました。なんというグッドタイミング。ささら屋といえばしろえびせんべいなのですが、うちのおくさまの大好物なのです。なんと工場見学もできる!つくりの現場はやはり見学しておかなくてはなりません。
お米。右から玄米、精米、米粉、蒸した生地、となっています。0%精米で、生地にした後に蒸しです。
洗米から蒸しまですべて機械です。ちょっと日本酒の作りっぽく語ってみようと思いましたが共通点はこのへんぐらいまでですね。煎餅は醸さないし。
型で整形して焼くまでにまずは乾燥するそうです。
このあたりが洗米から蒸しまで行う機械たち。
こっちが型抜きと乾燥ですね。この日はすでにこの工程は終了していたので止まっています。
これが煎餅の型。
型で抜いて乾燥させてものを見せていただきました。焼く前は全然美味そうじゃなくてなんか紙っぽい見た目。
焼きのラインです。全部で4ラインです。ベルトコンベアに乗った煎餅のたまごたちがゆっくりと移動しながら釜に入って出てくる頃には膨らんでコンガリといい焼き色になって出てきます。そこをおばさまたちが味付けミキサーに入れて味付けします。
焼きのラインたち。
焼きあがって出てきたところ。もうここまで来るとかなり美味そう。
おせんべいが焼けるまで3分くらいだそうです。
味付けているところ。あの8角形にいれてぐるぐる回します。しろえびせんべいはいわゆる「サラダ味」ということなのだそうですが、サラダ味の「サラダ」は「サラダ油」のことだそうで、油で味を定着させるそうです。
この工場で作っているラインナップ。黒胡椒味とかあって美味そう、ということでおくさまが購入した。うまかった。こいつは夫婦で喰らい尽くした。
包装ラインの説明。全て手作業だそうです。煎餅は割れやすいので機械化が難しいそうです。
さて、工場見学して煎餅食べたい欲がマックスまで来た所で煎餅焼き体験ができます!やったぜ!むしろこちらを目的に来てます。
焼き体験は200円で行えます。今回はハート型のおせんべいを焼きます。
焼き方のコツがあったけど忘れた…。ともかく割りとすぐにひっくり返して何回も何回もひっくり返しながら焼かないと焦げてしまうということです。
良い感じで焼けたぜー。これだけでは味が着いていないので味付けします。とはいえ商品になっているサラダ味はない。
定番の醤油味とあるがそんな商品はない。醤油はまあ普通かな。しかし焼きたての煎餅は香ばしさがすごい。
こちらは醤油マヨネース。これはうまかった。煎餅には油が必要なのか?もう一種類味付けできたけど忘れた。写真も残っていません。
さらにアイスクリームを食べるおくさま。
稲づくりの道具が展示してありました。そういえばちゃんと何米を使っているか聞いたのに忘れてしまった(日記は早めに書きましょう)。
工場祭をやっていたので焼きたて新鮮アルミパックなども購入してホクホクのおくさま。ささら屋工場は素敵なところでした。