Androidは電気鰻の夢を見る

お酒とか食べ物とか、あと山に登った日記を書くよ。

筑波山で紅葉と関東平野一望、そして温泉…のはずがッッ!!

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おくさまの会社のご友人が「山に登りたい!」と突然アウトドアに目覚めたようなので筑波山登山を計画しました。「登りたい」ということなのでもちろんケーブルカーもロープウェイも一切使わせません。

筑波山百名山の一つで男体山と女体山というなんともな名前の2つのピークからなります。百名山の中では最も標高の低い山ですが、頂上からの展望は素晴らしいことが有名だそうです。

超初心者との筑波山登り、一行は無事に頂上までたどり着けるのか、温泉には入れるのか、生ビールはいつ飲めるのか!?


今回の行程。

またGPSが途中で途切れたらしい。原因不明。


今回は秋葉原からつくばエクスプレスでつくばを目指しそこからバスで筑波山神社入口まで移動します。つくばは意外と遠い上に行楽シーズンの大渋滞が予想されるため秋葉原7:12発、結構早い。

今回はおくさまのご友人に加え謎のカメラマン(ただし360度撮影され周囲の顔がバンバン撮影されるので非公開です)も一緒。ボックス席を確保せねばとか考えていたらつくばエクスプレスの写真撮れなかったのが無念でならない。

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バスからの筑波山。山が見えてくるとテンションが上がる。

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バス停着いてトイレに行ったらいきなり富士山が見えた!今日の天気も超快晴!超期待!

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筑波山神社の鳥居!でかい。とはいえ、わたくしここにくるのは二度目。確か前はあの鳥居の横のホテルに泊まってケーブルカーで登りました。ケーブルカーに乗るまでの階段でヒーヒー言ってたのが2、3年ぐらい前だと思うのでその頃よりだいぶ成長したと思います。行ったのは去年だそうです。

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本日の紅葉。

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まずは筑波山神社で本日の安全を祈願。

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ピーターパンという名のパン屋。わたくしが事前に持ち物をリストを丁寧に作りこんでいたのにお昼を持ってこなかったおくさまご友人がここでパンを買う。

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筑波山神社に奉納されているお酒たち。茨城県だ。

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狗。

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我々は本殿に向かって右手の方の道に行き、白雲橋コースで女体山頂上を目指します。

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こんなところを通って…

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山道スタート。

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登山道はとても整備されているしいい感じの森林ですね。

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分岐。右のほうが楽ちんらしい、しかし左に行きます。

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本日一つ目の見どころ、白蛇弁天。写真を拡大して看板の説明をご覧ください。

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倒れた大木。大きな道で余裕のあるところなのですが結構人がいるのがわかります。気合の入った登山な格好の人はとても少ないですね。ジーパンスニーカー多し。この日はいい天気なのでジーパンは暑かったのではないでしょうか。なおわたくしの撮影した写真に上下レインウェアの人が写っていますが気にしないように。

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岩。筑波山は結構岩岩しい山のようです。この辺りから名物の奇石が登場してきます。

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まずは弁慶七戻りです。説明は写真に写っているものをご覧ください。

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弁慶七戻り。あの上の岩落ちてこないのか。

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接点はこれぐらいです。やばい。

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弁慶裏側。

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お次は高天原

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岩の上には立派なお社。

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本日一番の急な階段です。

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母の胎内くぐり。すごい名前だな。岩の間を抜けることで生まれた姿に立ち巡るらしいですよ。

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早速くぐる一行。

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そして早速の行列。

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難所につき支えが。


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お次の奇石は陰陽石

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これが陰陽石です。写真だとあまり陰陽感ないですね。大きいんです。

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本日最大の難所、鎖場。

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次の石は国割り石です。神々の行き先をこれで決めたらしいです。

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これでどうやって決まったのでしょうか。奥深いです。

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女体山の頂上が見えました。

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出船入船。これも間をくぐって行きたくなりますがくぐった先は崖です。

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平らなところ。岩場も続いていたりするのでお子様などが大変苦労されており、岩場を過ぎたところでささっと抜いてあげようと思ったところ、お子様は岩場が終わった瞬間に誰よりも早い超絶ダッシュでブワーッとここを駆け抜けて行きました。子供の体力はすごい。

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だいこく。

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北斗岩。これはくぐれる。

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そしてくぐる。

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結構高くなってきました。

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屏風岩。どの辺が屏風なんでしょうかね?

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ロープウェイの通り道。ロープウェイを写真に収めることはできませんでした。ちなみにケーブルカーもありません。今回はのりものマニアにはがっくりな日記になっております。

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大仏岩とかそんな感じの名前だったと思う。すごい大仏っぽい。顎がしっかりしていらっしゃる感じ。

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お菓子をいただきました。こういうお菓子自分じゃ買わないからものすごく久しぶりに食べた感じでおいしいです。

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頂上まであと少し、なのですが超渋滞で全く進みません。団体様が狭い道を占領したりでちょっとイラッとしたりますが、まあ観光スポットでみんな気軽にくるような感じなので仕方ないですかね。

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女体山頂にある神社。

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山頂付近。かなりの人口密度です。

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山頂!

せっかく来たのであの岩の上から眺めを観たいのですがとにかく人ばかりで前に進めない。

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しかし人を避けながら来た!関東平野一望!絶景!

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山々も美しい。あ、ロープウェイ写ってるじゃん。やった。

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こちらは男体山。

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ちなみにこんな感じの岩場から撮影しています。結構な高度感。

高いとこはこわいので一通り撮影したら移動。

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山頂にある丸いあれ。

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あれ、富士山の方向に富士山が見えない。と思ったら円盤に書いてあるよりもっと右にあった。ダメじゃなこの円盤。

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向こうのほうが曇っていたので富士山撮影厳しい!しかしちゃんと写っているので目を凝らしてご覧ください。

この時点で1時間押し。だいぶペースがゆっくりなのに加えて渋滞が厳しいですね。しかし女体山山頂付近は人だらけでとてもお昼を食べる余裕のある感じではありません。空腹を我慢して御幸ヶ原に移動します。

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がま石。小石を投げて口の中に入れるといいらしい。皆苦労していたようだけどわたしとおくさまはあっさりイン。

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セキレイ石。これが最後の石。

よっしゃー飯だめしだー!

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不思議カメラの人は弁当自作です。すごい。

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しかもケーキを作ってくる気合の入れよう。すごい。山の上でちゃんとしたケーキを食べられるだなんて。おいしゅうございました。

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筑波山にはたくさんの売店があるのでなんの苦労もせずに山ビールが飲めます。400円です。

さて、腹ごしらえをしてもう一つのピークを目指します。

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最後の上り。

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男体山頂!景色も良くないし見所なし。帰ります。

この時点で2時。予定だと後30分ぐらいで下山しているはずなのですが…。

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傾く太陽。遅々として進まない足取り。こんな時はどうしたらいいのでしょうか。なくなる時間。ああ…。

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なんとかかんとか神社。紅葉。

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紅葉!

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もみじは綺麗だなー。

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紅葉キレイだなあ。

しかし、この時15:40。バスの最終が17:00。まあ無理やり行けばいけないこともないけど温泉はあきらめ。ぎゃぼーーん。

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これはもうビール飲むしか無いじゃん。下山すると230円です。

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帰りのつくばエクスプレス。ビールを飲むしかありません。

温泉にはいらないと生ビールも遠くなるのか…あああ…。

さて、秋葉原といえば最近はホルモン系っぽいですよ。あまりそういう店があった印象はないのですが。事前に調べたところ四文屋というやすくておっさん達にバカウケなもつ焼きチェーンが秋葉原にもあるようなのでそこに向かいます。ちょうど帰る人がいて席が空くタイミング、やったね。四文屋といえばビールケースの上に板を渡して丸椅子だと思っていたのですが秋葉原のお店はかなり綺麗です。店内は我々が入ってちょうど満席。本当にラッキーでした。

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ようやくありついた生ビール!このとき18:50、下山後3時間も生ビールにありつくまでかかったのか。遠かった。

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モツ煮。

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サラダ

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砂肝かな。

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鶏皮ポン酢。結構皮が香ばしい。

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皮。

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なんか中央に生感があるの3種盛り。真ん中の白い奴が面白い感じでした。名前は忘れました。

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手羽ねぎまとかそんな感じのだったと思う。

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レバー、たたきっぽい感じ。四文屋といえば生レバー串が好きだったのですが今はちゃんと火が入ってます。

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キンミヤに梅シロップ。

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これなんだっけ。

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何らかの串。

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シロかな。

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えーっと。

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瀧の司。

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かぼちゃ。

串は1本100円なのに結構肉が大きくてなかなかいいですね。ちゃんと新鮮です。安旨だなあ。一人3,000円行かないぐらい?

今回は温泉に入れなかったため、家で湯船に浸かってから床につきました。


筑波山、標高は少ないし上りごたえはあまりありませんが、面白い石が見れたり、そしてあの見晴らし、絶景、晴天に恵まれてよかった~。これは百名山に選ばれるだろうし人々がたくさん来る理由もわかります。なので渋滞やひどい人にも出会いますがまあ仕方ないかなという感じ。今回は白雲橋コースから上りましたがこのコースは整備もよくされているし道も広いしとても登りやすかったです。帰りは御幸ヶ原コースを下ったのですが、こちらは階段というよりは木々の根の間を登る感じで、初心者には結構つらそうな上りでした。選択は正解だったかな。我々が帰りの時間を気にして下っているのに御幸ヶ原コースから女子を連れて山頂まだかなあとかいいながら登っていた人は大丈夫だったんでしょうかね…。今回感じたことは、日々のトレーニングの重要性とか過去にでも運動していた経験って大切なんだ、ということですかね…。わたくしももっとチャレンジをしていくためにはトレーニングしていかないと。このシーズン、これからでっぷりしていきそうですが…。

さて、次回の山は面白い地元コースを計画しています。人がほとんど歩いていないけど古い歴史があるわたくしの超地元山道。実現できるといいのだけど。